23.976fpsの映像を、29.97fps実写の映像と同じ映像ファイル・テープに収録すると、
動きがカクカクして見えることがあります。
特にカメラがパンしている映像などは顕著にみられます。
23.976fpsのプログレッシブ映像を、29.97fpsのインターレース映像に変換する際に
「2-3プルダウン」という処理を行います。
これを行うことで、再生時間・音声ピッチを変えることなく、比較的なめらかに変換できます。
映画、アニメーションなどの映像をテレビの放送規格に合わせるためにまるごと変換するほか、
実写などのインターレース映像とミックスしながら編集する場合に有効です。
最近のPremiereは自動的にプルダウン処理をしてくれますが、Final Cut Pro7は予め変換しておく必要があります。
以上の設定でレンダリングをかけると、5コマごとに2コマ櫛状にインターレースがかかった映像になります。
サンプルレンダリング結果(ニアレストネイバー200%拡大結果)