MacBookを普段から持ち歩いていて、バッテリーが持たなくなったなあ、と感じる場合があると思います。
ノートPCに採用されているバッテリーは「リチウムイオンバッテリー」という種類で、熱で劣化しやすい特性があり、どんどん充電可能な容量が減っていきます。
実際に使っているMacがどの程度充電容量があるのか、確かめる方法をご紹介します。
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料
上記のBattery Healthは無料でインストールでき、メニューバーに常駐する形のアプリケーションです。
インストール後、評価するウィンドウが出ますが今回はNo Thanks。
次に他のアプリケーションも紹介されますが、これもCloseのContinueで閉じられます。
上記まで完了すると、メニューバーにカミナリのマークが出てきます。
これがBattery Healthの目印。クリックしてみると下記のような表示が出ます。
上から見ていきます。
Current Charge … 現在の充電容量
(現在の容量/最大容量) の表示形式
Health
Current Max … 現在充電される最大充電容量
Original Max … 工場出荷時の最大充電容量という説明ですが、設計時の電源容量の模様
Health … (Current Max / Original Max)なので、バッテリーのへたり具合
OS X Health Status … … システムによるバッテリー健康状態診断
Time Remaining
Current Usage … 現状の使用方法を続けた際の稼働見込み時間
Internet Browsing … 一般的にウェブブラウズした時の稼働見込み時間
Music … 音楽再生時の稼働見込み時間
Movies … ムービー再生時の稼働見込み時間
standby … スリープか、リッドクローズドモードで触らずにおいた場合の稼働見込み時間
Details
Cycles … 完全放電、完全充電を行った回数
Age … 工場出荷日から今までの年数
Manufacture Date … バッテリーの工場出荷日
Temperature … バッテリーの内部温度(摂氏、華氏)
Power Usage … 現在の電気使用のペース
mAh Usage(realtime) … 使用した電気量をリアルタイムに表示
誤紹介があったらスミマセン。
注目すべきはHealth。
Healthは(Current Max / Original Max)を%で表示したもので、バッテリーの設計容量に対して、現在どこまで充電できるのか、という指標。この%が減ってくるとバッテリーの劣化が進んでいることになります。
私自身デスクトップのMacをメインに、MacBook Proをサブとして持ち運び/こたつ用で使っています。2012年の12月に購入して、まる2年以上使っているにもかかわらず充電容量が減っていませんでした。
いろいろ調べてみるとOSが上手に管理してくれるおかげで、容量が減りにくいようです。
最近のMacはバッテリーが交換できませんが、2年以上でこの残量であれば安心して使用できると思います。
ぜひお試しあれ。