スマートフォンののサービスなどの利用時、携帯アドレスもしくはgmailの登録が必要になることがとても多くなってきました。
ついでに、いつも使っているメーラーにgmailのアカウントを追加して、便利に使おうと思っているのは私だけではないはず。
そのときぶち当たった壁が、「何故かgmailのアカウントがThunderbirdの認証を通らない」。
パスワードもアドレスも合っているはずなのに、何故か通らない。
原因は後で述べることにして、まずは解決。
１．gamilの設定で、利用する方式（IMAP、POP3）が有効になっているか確認する
ブラウザでgmailを開き、設定 >> メール転送とPOP/IMAPタブ、と進み、利用する方式が有効になっていることを確認します。
２．googleアカウントのセキュリティ診断で、安全性の低いアプリの状態をチェックする
https://security.google.com/settings/security/secureaccountにアクセスして、安全性の低いアプリのアクセスを「オン」にします。
これで、もう一度Thunderbirdでアカウントを追加し、認証すると通ります。
ってことは、Thunderbirdは安全性が低いのか？
ソフトウェアがネットワークを介してデータをやりとりするときに使われているセキュリティシステムに「OAuth」というものがあります。
・Thunderbirdが採用しているのが「OAuth1.0」
・今回の場合において、googleが安全性の基準としているのが「OAuth2.0」
簡単にいえばその違いです。つまり、googleから見ると１つ前のバージョンを採用しているThunderbirdを安全性の低いアプリとなるわけです。
他のメーラーでも、Gmailのパスワード認証にエラーが出る場合、上記を疑ってみると良いかもしれません。
