映像を作るとき、最終的に何で上映するのか、というところは最も大事な情報で、
それに合わせて映像の手法・撮影の手法が変わってきます。
そのため、まず映像を作ることが決まった時点で、
DVD・BD・テレビ放送・PCのどれで上映するか決定してから映像を制作し始めましょう。
今回はBDの映像規格を下記に列記しますので、それに合わせて映像を作っておきましょう。
映像サイズ | フレームレート |
---|---|
1920×1080 1440×1080(16:9アナモフィック) |
59.94i 50i 24p 23.976p |
1280×720 | 59.94p 50p 24p 23.976p |
SD 720×480 | 59.94i(4:3/16:9) |
SD 720×576 | 50i(4:3/16:9) |
注釈など
59.94iは60i、59.94iや30i、29.97iなどと表現されることがありますが、同じものを指しています。
放送用のフォーマットを想定しないので、多くの場合はノンドロップフレームで制作することが無難です。
1080p59.94をBDに収めることはできません。
最近のビデオカメラではAVCHDという規格で撮影されることが多く、1080i59.94の映像で収録されることが多いのですが、AVCHD Ver2.0では60p、50pも記録できるようになりました。
しかしBDにそのまま収録することはできず、720p59.94か、1080i59.94に変換することになります。